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ソール・ライター展

とにかく圧倒された。

曲線的なラインには、
一般的に直線より柔らかく、暖かく、優しいイメージがつくが、
彼の写真は必ずしも同様にいえるわけではなかった。
いっぽう、
影の強さと直線の多用によって、
人工的な冷たさが際立つように想像できるが、
それもまた、必ずしも冷たさが先行しない。

 
ソール・ライターの写真から、
生々しい人間の姿を感じ取りながら、
また自分自身に跳ね返り問いたくなる。
「生々しい人間の姿は、どんな姿?」

 

影と直線、また曲線が生む景色。
抒情的であって、割り切れない生々しさ。
丸みも緊張の角ばりも、
影も鮮やかな傘の赤色も、
すべてに人間の生活があって、
その、臭いが漂ってくるようだった。

 

 

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駆け込みで行ってよかった。